【ドラフト2026】DeNA悲願のリーグ優勝へ「最後のピース」は投手力 地元の逸材・織田翔希を筆頭に獲得したい実力派たち (2ページ目)
横浜市出身でもある明治大の松本直 photo by Sankei Visualこの記事に関連する写真を見る 28年前。同じ横浜高から現れた「平成の怪物」松坂大輔を取り逃がした痛恨の記憶から、ようやく巡ってきた大きなチャンス。この春から夏にかけてフィジカル、メンタルともに一段と成長し、さらに伸びしろまで残してドラフトを待つ。
それだけの逸材だから、メジャー球団も黙ってはいない。ただ、まずは日本で確かな実績を築いてから海を渡ってほしい。今年8月に逝去された横浜高元監督の渡辺元智さんも、そんなことを思っていたのではないだろうか。
チーム構成に少しでも余裕のある球団なら、こぞって「織田1位」と考えるだろう。少なくとも4球団は重なると見る。もし獲得を逃したとしても、落胆している暇はない。ドラフトとは冷淡無情なものだ。「外れ1位」の人選に入る前に、今のDeNA投手陣を見てみよう。
エース左腕の東克樹(12勝6敗、防御率2.40)を筆頭に、石田裕太郎(5勝8敗、同2.91)、片山皓心(3勝2敗、同2.64)、尾形崇斗(7勝3敗、同3.29)、深沢鳳介(5勝1敗、同2.96)......。中堅・若手の先発陣には、今季の経験を礎に、来季のさらなる飛躍を予感させる投手たちが居並んでいる。
石田裕太郎は援護に恵まれず惜敗した試合もあり、内容的には勝ち負けが逆でもおかしくなかったように思う。
今季途中、ソフトバンクからトレードで加入した尾形は、シーズン終盤に勝ち星を重ねて7勝。来季は先発陣の軸になっていてもおかしくないほど、貫禄のある剛球を投げる。
コントロールと緩急で打ち取る片山と深沢には、「コンスタントに試合をつくる」という武器がある。今季13試合に登板して5勝を挙げた篠木健太郎も、この「先発サバイバル」に加わってくるだろう。持ち前の快速球と縦の高速変化球を武器に、さらに投球の安定感が増せば面白い。
【狙うはタフな即戦力投手】
先発グループに明るい材料が見えるのであれば、リリーフ陣の充実に力を注ぐのはどうだろう。横浜市出身の松本直(なお/鎌倉学園→明治大/投手/180センチ・90キロ/右投右打)だって、地元の星だ。
2 / 4

