2015.02.25

伝統の背番号8を継いだ日本ハム西川遥輝が目指す最強の1番

  • 石田雄太●文 text by Ishida Yuta
  • 小池義弘●写真 photo by Koike Yoshihiro

 言うなれば”キャンプあるある”のひとコマである。

 ドラゴンズでは、背番号1が小柄でビックリしてしまった。堂上直倫(内野手)かと思いきや、今年から1番はルーキーの友永翔太(外野手)が背負っている。
※堂上直倫は背番号63に変更

 ホークスでは44番を探すと、外国人のピッチャーが背負っている。そうだ、柳田悠岐(外野手)は今年から9番に変わったのか。

昨年、自己最多の143試合に出場し、盗塁王のタイトルを獲得した西川遥輝

 そしてファイターズでは、つい26番を探してしまう。

 あれっ、シルエットが違うと思ったら、背番号26はその日、練習試合のためにたまたま一軍キャンプに合流していた高卒ルーキーの浅間大基がつけていた。

 西川遥輝は今年からファイターズの8番を背負っている。
※昨シーズンの西川遥輝の成績/打率.265、8本塁打、57打点、43盗塁

 島田誠、片岡篤史、金子誠……代々、この番号を受け継いできた選手たちは、チームの支柱となってきた。西川は、背番号8について、こう言った。

「僕には背中は見えないんで、普段、意識することはありませんけど、でも、このチームの8番をチームリーダーが背負ってきたと言われたら、僕もいずれはそういう選手になりたいという気持ちにはなりますね」

 キャンプではその気持ちのままに、西川は打ちまくっている。チーム事情もあって、今のところ、西川のポジションは流動的だ。中田翔がファースト、田中賢介がセカンド、中島卓也がショートだとすると、西川はサードかレフトということになる。しかしこのポジションにはブランドン・レアード、ジェレミー・ハーミッダという新外国人がいて、このふたり次第で西川のポジションが動く可能性は高い。