【自転車】「これが五輪でもお前は脚を止めるか」世界選手権に挑む内野艶和が自らに問い続ける言葉 (3ページ目)
昨年の世界選手権では5位となったチームパシュート。アジア競技大会では4分10秒424を記録し、日本記録を3秒近く更新したこの記事に関連する写真を見る――そして次のロサンゼルス五輪に出場するためには、チームパシュートでいかにポイントを挙げるかが重要になってきました。チームパシュートの出場枠を得られれば、マディソンにもオムニアムにも出場が可能になります。その五輪出場枠をかけたポイント争いが、この世界選手権から始まります。
このルール変更もあって、チームパシュートに取り組んでいなかった国もチームを作り始めました。そこで出場枠を獲れれば、マディソンとオムニアムの枠をゲットできるので、やっぱりそこはみんな考えているのかなと思います。
いろんな国が強化に乗り出しているなかで、五輪に出場するためには、もうやれることをやっていかないと間に合わない状況です。それぞれが限界突破していかないといけないと思うんです。支え合える仲間がいるので、みんなで声をかけ合ってやっていけたらいいなと思っています。
――この世界選手権ではどんな目標を持っていますか。
もちろんメダルを獲りにいきたいですし、自分が成長できるようなレース内容、自分が納得できるレース内容にしたいなと思っています。
アジア競技大会のマディソンでは金メダルを獲得。垣田真穂(左)と内野(右) photo by Manabu Takahashiこの記事に関連する写真を見る
【ロス五輪に向けた覚悟】
――ここから先は結果が求められる大会が続きます。厳しい練習も続いていくかと思いますが、どのような思いで練習に取り組んでいますか。
常に自分に問いかけているのは、「これが五輪でもお前は脚を止めるか」「これが五輪でもここであきらめるのか」ということです。レースではあと0.1秒速かったらとか、あと1ポイント獲っておけばとか、ここで3着以内だったらという状況は、常に起こりえます。そんな状況をひとつひとつクリアしていくことで自信がついていきますし、ステップアップもできるんじゃないかと思っています。
私はチームパシュートが得意なほうではないので、みんなの足を引っ張らないようにと、常に自分に「ここであきらめていいのか」と問いかけて練習をしています。
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