【女子バレー】日本代表の将来を担う「20歳の大型セッター」花岡千聡が掲げるSVリーグ2年目の理想像 (2ページ目)
【夢への扉は開かれたばかり】
謙虚さに始まり、いざ本番を迎えると、前向きな気持ちで臨む──。
花岡千聡らしさ全開で臨んだオールスターゲームでは、周りの先輩選手たちの温かい声かけにも支えられ、はつらつとプレーする姿を披露した。
そしてオールスターゲームを終えた直後の2月中旬、ヴィクトリーナ姫路戦の視察に訪れていたフェルハト・アクバシュ女子日本代表監督から直接メッセージを受け取る。「夏に向けて準備をしておいて」と。
「もうびっくりしました! ただ、目標にしていたので、うれしさもあって。こういう(代表の)舞台に立てること自体が当たり前ではないので、成長できる機会にしたいと考えていました」
4月下旬、女子日本代表の合宿へ参加する。当然ながら「緊張した」。
「でも、たくさん学びたいという感情がとても強いんです。中学の頃からシニアのステージで、世界を相手に戦いたいと思っていたので。今は先輩方についていくことに必死ですが、そのなかでも自分にしか発揮できないプレーで、世界を相手にしっかりと戦えるようにがんばりたいです」
今年5月11日のキックオフ会見で、花岡は言葉に熱を乗せて、そう語った。
2026年は紅白戦などに参加したものの、シニア日本代表として国際大会出場はかなわなかった。「全然通用しなかった」とは本人の告白だ。けれども、夢への扉は開かれたばかり。きたる本格参戦2年目のSVリーグで、次の一歩を踏み出す。
「振り返れば、2025-26シーズンはチームとしても全然勝てず、苦しい時間を過ごしました。ですが、それでも試合に出させてもらうなかで、出ることでしか感じられないこともあると強く実感しました。
トスワークに関して、昨季の東レ滋賀はサイドに絶対的な外国籍アタッカーがいなかったので、その分、センターエリアからの攻撃が機能しないことには、まるで戦えませんでした。だからこそ、どんな状況からでもセンターエリアを使うことを意識していました。そこは自分にとって、シーズンを通して強みにできたと感じています」
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