【NFL】ツイッターのおかげで憧れの選手から衝撃の激励

  • 三尾 圭●協力 text by Mio Kiyoshi

アメスポ事件簿26

 ニューヨーク州の高校に通うマット・ハーディ(17歳)とベイリー・ウインド(17歳)は、4人でドライブに出かけた際に飲酒運転のクルマと衝突し、ふたりの友人を失った。マットとベイリーも大ケガを負って入院。それを知ったマットのクラスメートが、ふたりを励ますために立ち上がった。

 クラスメートが考えたのは、ツイッター上で『#TeabowCallMatt』のハッシュタグを作り、ニューヨーク・ジェッツのティム・ティーボウ(25歳)がマットに電話をしてくれるよう、お願いすることだった。その運動を始めたところ、すぐに5万件以上ものリツイートが集結。ネット上のトレンドワードにもランキングされ、その結果、ティーボウの目に留まることとなった。ティーボウは電話でマットを励まし、自らのツイッターでも電話したことを報告。憧れのティーボウから電話をもらったマットは、ものすごく驚いていたという。

 また、ロンドン五輪・競泳で4つの金メダルを獲得したミッシー・フランクリン(17歳)に憧れるベイリーのためにも『#MissyCallBailey』のハッシュタグが作られ、1万6000回以上ものリツイートが集結。フランクリンも同様にベイリーに電話をかけ、交通事故に遭ったふたりの高校生を励ました。

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