【プロ野球】高木豊が占うパ・リーグFA戦線 田嶋大樹、宗佑磨、中川圭太、小島和哉...移籍したら面白い選手は? (4ページ目)
――同じ楽天では、小深田大翔選手の動向も気になります。
高木 小深田は使えますよ。速い真っすぐに強く、盗塁する技術もあります。ただ、楽天の内野はショートの宗山塁がよくなってきていて、村林一輝や黒川史陽がいろいろなポジションを守っています。ファーストではYG安田が出てきましたし、小深田はファーストというタイプでもない。外野を守らされたりしていますが、外野は埋まっていますから、そうこうしているうちに中途半端な年齢になってしまった感じです。
チームを変えていくためには、若手を積極的に起用していくべきなのは間違いありませんが、その煽りを食ってしまっています。守備はそれほど器用ではないですが、バッティングはなかなかよくて、何よりも足が使える。Bランクとみられていますけど、手を挙げたら面白い存在になるはずです。
――楽天では、加治屋蓮投手もFA権を取得済みです。
高木 ソフトバンクで7年、阪神で4年。優勝したチームで登板を重ねてきて、楽天でも味のあるピッチングを見せていますよね。吉井監督も一定の信頼を寄せているように見えますし、34歳という年齢を考えても、今の立場を守ったほうがいいかもしれません。阪神が2023年に優勝、日本一になった時も岡田彰布監督のもとで51試合に登板していますから、どんな場面でも抑えてくれる使い勝手のいいピッチャーだと思いますよ。
【プロフィール】
高木豊(たかぎ・ゆたか)
1958年10月22日、山口県生まれ。1980年のドラフト3位で中央大学から横浜大洋ホエールズ(現・横浜DeNAベイスターズ)に入団。二塁手のスタメンを勝ち取り、加藤博一、屋鋪要とともに「スーパーカートリオ」として活躍。ベストナイン3回、盗塁王1回など、数々のタイトルを受賞した。通算打率.297、1716安打、321盗塁といった記録を残して1994年に現役を引退。2004年にはアテネ五輪に臨む日本代表の守備・走塁コーチ、DeNAのコーチを2012年から2年務めるなど指導者としても活躍。そのほか、野球解説やタレントなど幅広く活動し、2018年に開設したYouTubeチャンネルも人気を博している。
著者プロフィール
浜田哲男 (はまだ・てつお)
千葉県出身。専修大学を卒業後、広告業界でのマーケティングプランナー・ライター業を経て独立。『ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)』の取材をはじめ、複数のスポーツ・エンタメ系メディアで企画・編集・執筆に携わる。『Sportiva(スポルティーバ)』で「野球人生を変えた名将の言動」を連載中。『カレーの世界史』(SBビジュアル新書)など幅広いジャンルでの編集協力も多数。
【写真】実力派の野球美女たち。私服・ユニフォーム姿の厳選カット集(19枚)
4 / 4




















