【プロ野球】高木豊が占うパ・リーグFA戦線 田嶋大樹、宗佑磨、中川圭太、小島和哉...移籍したら面白い選手は? (3ページ目)
――他球団では、ロッテの小島和哉投手もFA権を取得しましたが、どう見ていますか?
高木 規定投球回に到達するシーズンも多いですし、故障しないタフなピッチャーだと思います。ただ、悪いと思ったらすぐに代えられていることが多い。サブロー監督が小島に厳しいですよね。居場所がなくなって気持ちよく投げられていないように見えますし、僕は出るような気がします。イニング数を食ってくれる先発の左ピッチャーなので、どこかが手を挙げるでしょう。
――ロッテは先発投手が不足しているようにも見えますが、その点はいかがですか?
高木 それでも、FA権を行使した時に引き止められるかというと、おそらく止められないと思うんです。今年は田中晴也や廣池康志郎、毛利海大ら若いピッチャーが経験を積んで、来年以降も若手を積極的に使っていきそうですしね。Bランクとみられているのがネックになりそうですが、小島をよく知る楽天の吉井理人監督あたりが声をかけるかもしれません。
【楽天はチーム改革の影響も】
――楽天の太田光選手もFA権を取得しました。
高木 ソフトバンクが山本祐大、西武が小島大河、日本ハムが田宮裕涼と進藤勇也、ロッテが佐藤都志也と、どのチームも主軸のキャッチャーが若いです。そのなかで、唯一オリックスにチャンスがあるかもしれません。森友哉はケガが多く、若月健矢は31歳。若月は申し分ないですが、後釜がひとりいてもいいと思います。
セ・リーグで考えると、太田は広陵高校(広島)出身なので広島という手もあります。持丸泰輝が期待されて経験を積んでいますが、結局は石原貴規と併用ですし。阪神は伏見寅威が入って層が厚くなっていますが、キャッチャーは層が厚いに越したことはありません。伏見と髙橋遥人が抜群のバッテリーになったように、ピッチャーとの相性も探れますしね。
さらに、中日もチャンスがあるかもしれません。今年は石伊雄太が112試合でマスクをかぶりましたが、バックアップもしくは競い合うキャッチャーがいません。DeNAも戸柱恭孝が年齢的(36歳)にそろそろと考えると、残るのは松尾汐恩だけです。こう見ていくと、セ・リーグのほうがキャッチャーの需要はあると思いますね。
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