【ドラフト2026】広島はどう生まれ変わるべきか 得点力不足とFA流出危機を救う"即戦力"と"超高校級スラッガー" (4ページ目)
そうそう、忘れるところだった。坂倉にFA移籍の可能性があるのなら、その高校の後輩にも後釜候補がいる。日大三高の田中諒(日大三/捕手/180センチ・95キロ/右投右打)だ。
バックスクリーンを越える驚弾を飛ばしたかと思えば、次の打席では痛烈なピッチャー返し。智辯学園時代の岡本和真(ブルージェイズ)を思わせるようなパフォーマンスを、さらりとやってのける超高校級スラッガーだ。強肩の持ち主でもあり、捕手としてはもちろん、将来的には三塁手として大成する可能性も秘めている。
近年続けてきた「大学生中心」の即戦力路線を貫くのか。それとも、将来の主軸候補となる高校生に大きく舵を切るのか。得点力不足、坂倉や床田のFA、そして世代交代──。いくつもの課題が重なる今だからこそ、今年のドラフトは単なる戦力補充では終わらせたくない。
著者プロフィール
安倍昌彦 (あべ・まさひこ)
1955年、宮城県生まれ。早稲田大学高等学院野球部から、早稲田大学でも野球部に所属。雑誌『野球小僧』で「流しのブルペンキャッチャー」としてドラフト候補投手のボールを受ける活動を始める。著書に『スカウト』(日刊スポーツ出版社)『流しのブルペンキャッチャーの旅』(白夜書房)『若者が育つということ 監督と大学野球』(日刊スポーツ出版社)など。
フォトギャラリーを見る
4 / 4













