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【ドラフト2026】広島はどう生まれ変わるべきか 得点力不足とFA流出危機を救う"即戦力"と"超高校級スラッガー" (3ページ目)

  • 安倍昌彦●文 text by Masahiko Abe

【広島再建へ必要な次の一手】

 国内FAといえば、今季8勝6敗、防御率2.76の床田寛樹もすでに権利を取得している。左腕の補強も行ないたいところだ。

 常深颯大(つねみ・そうた/明石商→大阪経済大/投手/179センチ・80キロ/左投左打)は、インステップ気味のフォームから、打者にとって見づらいリリースで140キロ台前半の速球とスライダー、チェンジアップを投げ込む。気迫あふれる「熱投派」でありながら、四球で崩れることが少ないのが大きな魅力だ。柴崎とともに指名できれば、大学の先輩と揃ってプロ入りすることになる。

 試合をつくれる確かな投球術とメンタルの強さなら、飯田泰成(春日→関西学院大/投手/180センチ・82キロ/左投左打)だろう。広島が得意としてきた、関西学生球界からの隠れた逸材発掘という意味でも面白い。今年はこの両サウスポーを狙ってみてはいかがだろうか。

 内野にも補強ポイントはある。

 小園海斗の代役としてルーキーの勝田が奮闘するなど、今季は若手の台頭も見られた。ただ、競争してレギュラーを奪ったわけではない。一軍はもちろん、ファームを含めても、しっかり守れる遊撃手を押さえておきたいところだ。

 右打ちなら相羽寛太(静岡→ヤマハ/遊撃手/178センチ・78キロ/右投右打)、山里宝(たから/神戸国際大付→亜細亜大/遊撃手/174センチ・78キロ/右投右打)。

 高いフィールディング能力で毎年のようにドラフト候補に挙がる相羽は、社会人6年目。年齢的にも今年のドラフトが大きな勝負になる。侍ジャパン大学日本代表の山里は、遊撃だけでなく二塁でもハイレベルな守備ワークを展開し、走力も魅力だ。

 左打ちなら、今津慶介(旭川東→慶應義塾大/二塁手/180センチ・80キロ/右投左打)だ。本職は二塁手だが、スイッチが入った時に見せる走攻守の爆発力には凄みがある。いい意味で「意外性の塊」のような選手で、外向きのエネルギーを存分に発散できるタイプ。沈滞したムードを吹き飛ばす存在にもなれるだろう。

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