ついに登場する大谷翔平「二刀流ボブルヘッド」は、どれだけ似るのか (5ページ目)

　今回、大谷の「二刀流ボブルヘッド」を作るに当たって、投打のポーズはファン投票によって決まるのだという。それでも制作スタッフは「投手編」「打者編」、それぞれの大谷の表情やポーズを収めた写真を大量に精査して、「どの表情がもっとも大谷らしいのか？」「どのポーズが、大谷をイメージさせるのか？」を真剣に議論していた。僕も、この会議に参加することで一員に加えてもらったのだが、それは単なる冷やかしにしかすぎず、実際のスタッフたちは日夜、寝食を忘れてさまざまな検討を重ねているのだろう。その苦労を知ったことで、これからは安易に「ボブルヘッド、ちっとも似てねー」とは言いづらくなってしまった（笑）。

　はたして当日、札幌ドームで大谷ボブルを手にしたファンの人たちは、どんな反応を示すのだろうか？　「おぉっ、ソックリ！」となるのか、それとも......。ファンのリアクションも含めて、その日を楽しみに待ちたい。

　今後、アメリカのようなボブルヘッドカルチャーが、日本でも定着していくのは確かだろう。球団にとっても、選手にとっても、ファンにとっても、みんなが喜ぶ「ボブカル」が、どのように発展していくのか。僕は期待とともに見守っていきたい。


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