つば九郎の人生相談「父と弟に対してどうしたら優しくなれますか？」

第54回
自由奔放な言動で、ファンを翻弄する東京ヤクルトスワローズのつば九郎が読者の悩みに答える人生相談。様々な悩みに毒舌混じりのつば九郎節全開で、時にはズバッと時にはゆる～く答えていきます。

【お悩み】
弟や父とケンカばかりしてしまいます。どうしたら優しくなれるでしょうか。（凶暴な姉）

どうしたら なかよくではなく やさしくなれるか？　けんかするほど なかがいい。

――家族間のお悩み相談。弟さんやお父さんと仲良くしたいお姉さんからの質問です。

つば九郎　いや、このかたは「なかよくしたい」ではなく「やさしくなりたい」というひょうげんをつかっているのがきになるなぁ......。

――「優しくなれば仲良くなれる」という意味なんじゃないですか？

つば九郎　ぺんねーむが「きょうぼうなあね」だから、もしかしたらてをだしたり、かげきなぼうりょくざたになっているのかも？　

――さすがに、それは考えすぎではないですか？

つば九郎　もしも、てをだしたり、あしをだしたりするじぶんにたいして、じこけんおになっているのなら、せめて、「かおはやめな、ぼでぃにしな！」ということをつたえたい。もちろんぼうりょくはぜったいによくないので、すきんしっぷをとるといういみもこめてやさしくね。

――往年の三原じゅん子イズムですね（笑）。って、まったく解決策になっていないと思いますが。

つば九郎　たぶん「けんかするほどなかがいい」ということなんだろうけど、「どうすれば、くちげんかですみますか？」というそうだんなのかな？

――質問の真の意味は「どうすれば手を出さずに済みますか？」ということなのでしょうか（笑）？

つば九郎　そのあたりはよくわからないけど、てはださないように。まずはおとうさんをうやまうことで、すこしずつやさしさをみにつけてほしいな。つい、かっとなるのかもしれないけど、ねはやさしいおねえさんだと、しんじています。