検索

【プロ野球】高木豊が語るFA注目の広島3選手の動向 坂倉将吾は「どの球団も無理して手を挙げる必要はない」 (2ページ目)

  • 浜田哲男●取材・文 text by Hamada Tetsuo

【DH導入の影響は?】

――来季からセ・リーグでも指名打者(DH)制が採用されますが、その影響は考えられますか?

高木 ないとは言えませんが、DHで出る選手にはホームランを30本くらいは打ってほしい。坂倉が打てるかといえば、これまでの傾向からすれば15本くらいだと思いますし、DHとしてはちょっと物足りないかなと。打率は3割近く打てる可能性がありますけどね。

 坂倉がファーストやサードを守ることによって、エレフリス・モンテロら内野手がダブついていたと思うんです。DHが導入されたらそこでモンテロが使えますし、坂倉をファーストで固定できる。そうなってくると、広島はそれなりに引き留めようとしますよね。坂倉まで出ていったら、広島は戦えなくなりますから。

――仮に坂倉選手がFA権を行使した場合、獲得に動きそうなチームは?

高木 坂倉はいいバッターですが、どの球団も無理して手を挙げる必要はないんじゃないですか。パ・リーグのチームのファーストでは、ソフトバンクは山川穂高が余ってしまっているくらいの状態ですし、オリックスは太田椋をセカンドで使いたいけど、セカンドの守備に不安があってファーストに入れる時がありますよね。それならファーストで太田を使いたいでしょう。

 ロッテはFA権行使なら獲得調査に動くと報じられましたが、若手が少しずつ育ってきている。楽天も内野は揃ってきています。エラーが多かった日本ハムは、これ以上エラーするリスクがある選手を獲れませんし、西武はファーストにタイラー・ネビンがいます。

 セ・リーグでは、巨人は選手がダブつくことをあまり気にしておらず、「いてもいいよ」というスタンスで獲ることがあるので可能性はありそうです。ボビー・ダルベックをDHにして、ファーストに坂倉を入れたりとか。坂倉が手を挙げた時に動きそうなのは巨人くらいじゃないですか。

2 / 3

登録は簡単! チェックを入れてボタンを押すだけ 詳しくはこちら

キーワード

このページのトップに戻る