ホンダも驚くバトン6位入賞。「上位で戦うレースは楽しいものだ」 (6ページ目)

  • 米家峰起●取材・文 text by Yoneya Mineoki

自分たちのレースに専念してジェンソン・バトンは6位でフィニッシュ自分たちのレースに専念してジェンソン・バトンは6位でフィニッシュ しかし、バトンの背後にはずっとハースのロマン・グロージャンが秒差でつけ、しっかりと7位入賞を果たしている。これまで何度も失望のレースを味わってきたバトンが会心のレースを果たせたように、激戦の中団グループではほんのわずかな差で、レース展開がガラリと変わり得るということの証左でもある。

 1週間後のイギリスGP。シルバーストンは高速コーナーも多く、空力性能とメカニカル性能、そしてパワーと、マシンパッケージのすべてが試される。だからこそ、その舞台で今のマクラーレン・ホンダの真価をしっかりと発揮してもらいたい。

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