【木村和久連載】みなさん、ゴルフを楽しんでいますか? ラウンドにおける満足度を考えてみた (3ページ目)

  • 木村和久●文 text by Kimura Kazuhisa

(3)天候などのトラブル
 雨の日のゴルフは極力やりたくないですが、それは主催者の意向にもよるので、誘ってくれた人の判断に任せます。もちろん、自分の意見は言わせていただきますけどね。

 先日、自分主催のラウンドがあったのですが、雪が降る予報で、その確率が5割となっていたので、ラウンドの6日前に中止を決定しました。キャディバッグを宅配便で送る手間などもあったので、早めに決断したのです。

 迎えたラウンド予定の当日、お目当てのゴルフ場は雪でクローズでした。やった~、狙い的中!......って、そこは喜ぶところか?

 とにかく、雨予報の場合、できるだけ早めに情報をキャッチして、キャンセルの判断を決めるようにしています。

 問題なのは、コースに行ってから、急に雨が降ってきた場合です。たいてい、現場に来てしまったのだから仕方がないと、とりあえずハーフはラウンドすることが多いです。

 その後は、昼休みに同伴メンバーと協議して決めます。体調の悪い方がいれば休んでもらって、残りの人だけでラウンドする、みたいなパターンもあります。そこは、個人の意思を尊重します。誰がどういった決断をしても、決して非難したり、仲間割れしたりすることはありません。

 天候が悪いとコースの状態も悪く、スコアはまとまりません。その時は、雨でも18ホールラウンドできたという達成感を味わうことにしています。まだこれだけやれるぞ、ということですかね。

 さて、ゴルフはラウンドばかりじゃありません。条件が悪かったり、スコアがイマイチだったりした時は、終わってからの親睦会が重要となります。

(4)ゴルフの社交「親睦会」
 ゴルフをラウンドだけするスポーツと捉えるのは、ちょっと視野が狭いですよね。大人としての社交ルール、親睦の集まりと捉えるべきでしょう。

 特に、いつもの仲よしメンバーではない、仕事に関係のある人やお世話になっている人、久々に会う人などとラウンドする場合は、ラウンド後の親睦会がメインとなります。そして、その"19番ホール"の打ち上げで仲よくなり、新たな仕事につながったり、友情を深めたり、ゴルフツアーの計画を練ったりと、懇親の輪が広がっていきます。

 うまく盛り上がれば、満足度はマックス! 今日はみんなとゴルフをやってよかった! となります。

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