早起きも苦にしない、ラウンドしても疲れない「ゴルフ体質」になってきた【木村和久連載】 (2ページ目)

  • 木村和久●文 text by Kimura Kazuhisa
  • 服部元信●イラスト illustration by Hattori Motonobu

(2)練習も大事
 ゴルフの腕前を維持するのは、ラウンドはもちろんですが、練習も大事です。今年の5月ぐらいまではスランプに陥っていて、週に2~3回は練習場に通って、そのつどスイングチェックをしながら100球ぐらい打っていました。

 そんな時期を経て、現在はスランプから脱出。ハンデも15になり、練習も通常運転に戻りました。練習場に行くのは週に1回程度で、50球ぐらい打つ感じでしょうか。

 今さら新しい打ち方を試すことはないですから、練習場では8~9割の力で打って、いつものショットができているな、と確認するだけです。ひと月の練習代はおよそ5000円。誠に経済的です。

(3)テレビはゴルフ番組中心
 テレビで何も見るものがない時は、ゴルフ番組を見ます。ゴルフ番組はBSや関東ローカルなどでよくやっているし、そこでもやっていなければ、ネットTVで過去のトーナメント中継を見たりしています。

 ゴルフ番組はラウンドのイメージが湧きやすいので、つい見てしまうんですよね。とりわけ、アマチュア参加型や女子ゴルファーが出演している番組だと、身近に感じることができていいです。

 要は、飛距離や腕前が近いと感情移入しやすいのです。「そこは転がしだろ」とか、「カラーからはパターだよ」とか。テレビ画面に向かって、勝手に突っ込みを入れて盛り上がっています。そのうち、知らぬ間にコースマネジメントが上達したりして......。

(4)理想的なスタート時間 
 私の場合、ゴルフのスタート時間は9時すぎ、10時前後を理想としています。ですから、朝早い8時スタートみたいなラウンドは敬遠させていただいています。

 遅いスタートは何がいいのか? それは、準備が"整う"からです。

 朝起きてジュースを飲み、シリアルを軽く食べ、車や電車に乗ってゴルフ場に行く途中にサンドウィッチを頬張る。そうすると、コースに着く8時すぎにはトイレに行って、しっかり出すものを出せるというわけです。

 それが、コースで7時ぐらいに朝食をとって8時頃にスタートということになると、2番ホールあたりでお腹がゴロゴロと鳴り出して、大変なことになるんですな。そうなったら、もはやゴルフどころじゃありません。

 従って、ゴルフに誘われた時に行くかどうかを決めるのは、コースではなく、スタート時間で決めたりします。あまり興味がそそられないコースで、しかもスタート時間が早いとなったら、パスさせてもらおうかな、と。

(5)移動は電車か友人の車に便乗
 車を運転するのをやめて10年ぐらい経ちますか。昔は自ら車を運転して、ひとりでどこでも行ったものですが、それは経済的にものすごく無駄だとわかりました。

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