三ヶ島かなが「勝てる条件」を宮里藍に質問。さまざま経験談から話をしてくれた答え (4ページ目)

  • 古屋雅章●取材・文 text by Furuya Masaaki
  • スエイシナオヨシ●撮影 photo by Sueishi Naoyoshi

――「中堅」というと失礼かもしれませんが、ツアーを席巻している今の若手選手たちをどうご覧になっていますか。

「いえ、私はもう中堅ですよ(笑)。私が21、22歳の頃、25歳の選手たちは中堅に見えましたから。

 若い選手たちについては、勢いってすばらしいな、元気っていいなって思っています。私も21、22歳の頃は体に痛いところなんてなかったですからね。それが25歳にもなると、痛い箇所が増えてきて(苦笑)」

――メジャー大会の優勝で複数年シードを獲得しました。海外挑戦も視野に入ってきているのではないですか。

「わかりません。変に口にすると『海外挑戦!』とか書かれてしまうので(笑)。海外に関しては、私は全英女子オープンとか全米女子オープンなどのメジャーを中心にスポットで出られたらいいな、と思っています」

――ありがとうございます。今季の活躍を期待しています。

(おわり)

三ヶ島かな(みかしま・かな)
1996年7月13日生まれ。福岡県出身。2016年シーズンにTPD単年登録者としてプロデビュー。2017年シーズンに賞金ランク41位となってシード権を獲得すると、以降はシード常連選手として活躍。2018年にプロテスト合格。2020-2021シーズンのJLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップで悲願のツアー初優勝を飾った。身長164cm。血液型AB。

撮影協力:PALM SPRINGS

4 / 4

関連記事

キーワード

このページのトップに戻る