【MLB】元ナ・リーグ新人王のお宝を勝手に売った犯人は担当主治医

  • 三尾圭●協力 text Mio Kiyoshi

アメスポ事件簿129

 1970年代のメジャーリーグでプレイし、アトランタ・ブレーブス時代の1971年にはナ・リーグ新人王に輝いたキャッチャー、アール・ウィリアムズ。今年1月に64歳でこの世を去ったのだが、その後、自宅に保管していた当時のお宝野球グッズがなくなっていることが発覚した。

 ウィリアムズ夫人が自宅を整理していると、大切にしていた野球グッズのほかに夫人の貴金属類も盗まれていることに気づき、警察に通報。関係者を調べたところ、ウィリアムズの主治医の犯行が濃厚となった。

 家宅捜索をした結果、主治医の自宅から2万ドル(約204万円)分の盗品が発見。盗んだものの中には、ウィリアムのブレーブス時代にチームメイトだったハンク・アーロン(79歳)の直筆サインボールも含まれていたという。

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