目覚めたスラッガー江越大賀。スケールは高校時代から飛び抜けていた (5ページ目)

  • 谷上史朗●文 text by Tanigami Shiro
  • 小池義弘●写真 photo by Koike Yoshihiro

 “たられば”が禁物なことは承知しているが、もし高校卒業と同時にプロに入っていたら……。ただひとつ言えることは、当時の江越には「プロでやっていくんだ」「オレはできるんだ」という気持ちが足りなかった。そう思えば、当時の江越には4年の時が必要だったのだろう。

 高校のときに見せていた自信なげな姿はもうない。技術も自信も手にした今、江越はものすごいスピードで進化を遂げている。これから甲子園にどんな大アーチを描いてくれるのだろうか。

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