センバツ2試合で25奪三振 阿南光・吉岡暖の最大の武器は「世界の盗塁王」も絶賛したフィールディングだ (3ページ目)

  • 元永知宏●文 text by Motonaga Tomohiro

 最後に筆者が吉岡に聞いた。

「14個の三振とふたつのゲッツー、どっちが気持ちよかった?」

 吉岡は「ゲッツーです!」と言って、この日一番の笑顔を見せた。

  

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『日本一のボール拾いになれ』

元永知宏・著

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●定価:1,650円
●仕様:四六判、ソフトカバー、240ページ(予定)
●発行:東京ニュース通信社
●発売:講談社

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プロフィール

  • 元永知宏

    元永知宏 (もとなが・ともひろ)

    1968年、愛媛県生まれ。 立教大学野球部4年時に、23年ぶりの東京六大学リーグ優勝を経験。 大学卒業後、ぴあ、KADOKAWAなど出版社勤務を経て、フリーランスに。著書に『荒木大輔のいた1980年の甲子園』(集英社)、『補欠の力 広陵OBはなぜ卒業後に成長するのか?』(ぴあ)、『近鉄魂とはなんだったのか? 最後の選手会長・礒部公一と探る』(集英社)など多数。2018年から愛媛新聞社が発行する愛媛のスポーツマガジン『E-dge』(エッジ)の創刊編集長

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