【木村和久連載】北海道でゴルフ。この楽しみを知らずして死ぬな (3ページ目)

  • 木村和久●文 text by Kimura Kazuhisa
  • 服部元信●イラスト illustration by Hattori Motonobu

昼も夜も楽しくて仕方がない北海道のゴルフ。メインはどっちなんでしょうねぇ……。昼も夜も楽しくて仕方がない北海道のゴルフ。メインはどっちなんでしょうねぇ……。 しかも、夜は札幌に泊まることが、ほぼ“お約束”になっています。

 今年は、2日間とも苫小牧のコースでしたが、朝、飛行機に乗って、千歳空港に到着後、11時頃から苫小牧でプレイ。ラウンド後は、クラブバスで札幌まで送ってもらって、お泊りします。そして翌朝、またクラブバスが札幌まで迎えに来てくれて苫小牧へ。札幌から苫小牧って、結構な距離がありますよ。でも、せっかく北海道まで来たんだから、やっぱり札幌には行きたいわけです。

「ナポリを見ずして死ぬな」という名言がありますが、ゴルファーなら「ススキノで遊ばずして、北海道に行くな」といった感じでしょうか。それほど、札幌ススキノのネオン街は楽しいのです。

 まず、食事はどこで食べても美味い。みんなで30分くらい歩いて店を吟味して、たどり着いたのが「根室食堂」。「チェーン店やないか!」って叱られそうですが、でも美味いからそれでいいんです。さらに、夜の歓楽街は多種多様の“お遊び”パターンがあって、実にエキサイティング! です。

 そういえば、このツアー、女性が一度も参加してないんですけど、今、ようやくその意味がわかりました(って遅すぎやないけ!)。

木村和久(きむら・かずひさ)
1959年6月19日生まれ。宮城県出身。株式をはじめ、恋愛や遊びなど、トレンドを読み解くコラムニストとして活躍。ゴルフ歴も長く、『週刊パーゴルフ』『月刊ゴルフダイジェスト』などの専門誌で連載を持つ。

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