夏の甲子園を制するのはどの高校か 仙台育英は夏連覇へ戦力充実、そのほか優勝候補校と注目の選手たちは? (4ページ目)

  • 田尻賢誉●文 text by Tajiri Masataka
  • photo by Ohtomo Yoshiyuki

 このほかには、春のセンバツで仙台育英とタイブレークの接戦を演じた慶応義塾(神奈川)、昨秋から千葉県内での公式戦20戦無敗、150キロ右腕・平野大地の投球に注目が集まる専大松戸、埼玉大会全試合で5点以上の差をつけて圧勝した戦力充実の浦和学院、台風の影響が心配されるが、エース・東恩納蒼(ひがしおんな・あおい)、主砲・仲田侑仁(ゆうと)と投打の柱がしっかりしている沖縄尚学などに"打倒・仙台育英"の期待が集まる。

 新規格バットに変わる前の最後の大会。今夏は記録的な猛暑との戦いも待っている。強力投手陣、さらにはマネジメント力に長けた仙台育英が連覇を達成するのか、強打のチームが待ったをかけるのか。ひとまず"打高投低最後の夏"と思われる第105回全国高校野球選手権がいよいよ開幕する。

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