本田望結は思う『ワンピース』は世界共通の言葉。食べてみたい悪魔の実を考案 (2ページ目)

  • 山本夢子●取材・文 text by Yamamoto Yumeko
  • 能登直●撮影 photo by Noto Sunao(a presto)

――では、『ワンピース』と言えば悪魔の実ですが、どの悪魔の実を食べてみたいですか?

本田 作中にある悪魔の実なら、『メロメロの実』(絶世の美女で海賊女帝と呼ばれるボア・ハンコックが食べた悪魔の実)を食べてみたいです! みんなを虜にするパワーがあったら絶対最高!と思いますね(笑)。小さい頃から身体が柔らかいから、自分には『フニャフニャの実』の能力があると思うんですけど、もしあれば食べてみたいのは『ネムネムの実』かな? その実を食べたら、少し寝ただけで8時間寝たのと同じくらい体力が戻る能力があればいいなって。寝なくても元気でいられる体力はあるんですけど、本来は8時間くらいしっかり睡眠をとったほうがいいと思っているので。

――それは切実にほしいですね。

本田 ですよね(笑)。この実は本当にほしい!と思いますね。寝ている時間がもったいないと思ってしまうんですよ。8時間寝る時間があるのなら、他に何かできることがあるかもと思って夜な夜な勉強したり、何かを覚えたりしてしまうんです。

――以前、お姉さんの真凜選手も似たようなことをおっしゃっていた記憶があります。

本田 ふたりとも寝なくても元気に活動できてしまうタイプなので、体調が少し悪いときでも、それに気づかないまま動けてしまうんですよね。ただ、無理をしてしまうことはよくないですし、それはとても怖いことなので、「ちゃんと睡眠はとろうね」と話すことがあるくらいです。体力があるからこその悩みなので、そういう実があればいいなと思います。

後編に続く>>『ワンピース』のナミを演じることがまだ信じられない「好きすぎて...」

PROFILE
本田望結(ほんだ・みゆ)
2004年6月1日生まれ。京都府出身。4歳で芸能界デビューし、ドラマ、CM、映画などに出演。フィギュアスケーターとして、2018年全日本ジュニア選手権や西日本ジュニア選手権などに出場。『ワンピース・オン・アイス』では、姉・本田真凜(ビビ役)とも共演。

『ワンピース・オン・アイス~エピソード・オブ・アラバスタ~』
アニメ『ワンピース』が史上初のアイスショー化。日本屈指のスケーターが集結し、アニメの声優たちのセリフに合わせ、フィギュアスケートならではのスピード感、躍動感で『ワンピース』の世界を表現。光やプロジェクションマッピングの演出によるスペクタクルなアイスショー。8月11~13日(横浜)、9月2~3日(名古屋)の全国2カ所で全10回公演。

プロフィール

  • 山本夢子

    山本夢子 (やまもと・ゆめこ)

    スポーツライター。青森県八戸市出身。5歳からフィギュアスケートを習い始め、高校卒業まで選手として各大会に参加。その後、渡米し大学を卒業、就職。帰国後は、コピーライターとして広告制作に携わる。2005年からフリーランス。現在はライターとしてフィギュアスケートの専門誌を中心に執筆中。

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