三浦孝太はブアカーオの「愛のムチ」に教訓を得た。自身のタイでの人気ぶりには「すべての人に声をかけられる感覚」 (4ページ目)

  • 池田鉄平●取材・文 text by Ikeda Teppei
  • 撮影●興梠真穂 photo by Korogi Maho

―― ただ、三浦選手も2回目の試合ということもあり、登場シーンがとてもかっこよくなっていましたね。

「声援が今まで聞いたことがないくらいすごかったので、興奮しちゃってあんまり覚えていないんです(笑)。あらためて動画を見た時には、観客の煽り方とかもすごくて、『テンション上がってんな』と」

――三浦知良選手もそうですが、"プロとしての魅せ方"を大事にしているように感じます。そこはどう意識していますか?

「特別なことをやってるわけではありませんが、どこでファンに出会っても、かっこよく思ってもらえるように頑張りたいと常に意識しています。堂々とした振る舞いとか、『こういう感じで歩いたらかっこいいかな』とか。徐々に自分のスタイルを築き上げられたらと思っています」

(中編:父・カズのジャージを着た理由は「安心材料」。プロ2戦目の「怖さ」とイメージ通りの一本勝ち>>)

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