ファン大注目・ルーキーシリーズ開催 優勝候補ふたりが語る卒記レース後の大反響「LINE、100件」「親が繰り返し再生」 (3ページ目)

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仲澤春香
力を出し切って優勝を目指す

ボート競技から転向。自転車競技歴2年弱の仲澤 photo by Kishiku Toraoボート競技から転向。自転車競技歴2年弱の仲澤 photo by Kishiku Torao――3月の卒業記念レースを制しましたが、この優勝で、周りからはどんな反響がありましたか。

 卒業した時にスマートフォンを返してもらうんですが、めちゃくちゃLINEにメッセージが入っていて、びっくりしました。100件くらいあって、会社員時代の人とか、ボート競技時代の仲間とか、レースがあることを知らせていなかった人からもありました。自分がボート競技から競輪に転向したことを知らなくて、「びっくりした」というLINEもありました。

 それから家に帰ったら、親が延々と卒業記念レースの映像ばかり流すので、もううっとうしくて(笑)。これからレースがいっぱいあるのに、毎回そんなことをしていたらどうなるんだと思いました(笑)。

――今はナショナルチームで練習生としてトレーニングしています。ナショナルチームの選手たちと一緒に練習してみてどうですか。

 覚悟はしていましたが、レベルが高すぎて、毎日負ける経験がこれまであまりなくて......。だから毎日課題が見つかっていて、それは収穫です。他の選手に比べて、これが足りないというレベルではなくて、ベースが足りないので、底上げをしていかなければいけないなと感じています。

 それから、コーチ陣だけじゃなくて、選手の方々からもアドバイスをいただけるので、すごく恵まれた環境だなと思います。女子の選手たちは怖くてピリピリしている印象があったんですが、話してみると、みなさん優しくて、面白くて。そのうえで強いんだと思いました。一緒に練習していて、かっこいいと思いますし、自分もそうなりたいですね。

――そして、ルーキーシリーズでは、5月3日(金・祝)〜5月5日(日・祝)の富山競輪場、 5月10日(金)〜5月12日(日)の平塚競輪場、5月24日(金)〜5月26日(日)の函館競輪場での出場が決まっています。どんなレースをしたいと考えていますか。

 お客様が入るので、同期のみんなも気持ちが入って、動きも変わると思います。卒業してこの2カ月間で、養成所の時とは戦法を変えてくる選手もいるかもしれないので、どんな状況でもしっかり走れたらなと思っています。3開催とも自分の力を出し切って優勝という形になれば、ベストかなと思います。

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