道端カレン「自慢の部位は肩とかお尻って言ってみたい」40代でバキバキボディを目指したワケ (2ページ目)

  • 武松佑季●取材・文 text by Takematsu Yuki
  • 田中 亘●撮影 photo by Tanaka Wataru

【ハードルの高い挑戦がしたかった】

ーー理想の体というのは?

 (オールジャパン フィットネス チャンピオンシップス7連覇中の)安井友梨さんがビキニフィットネスのトップ選手なので、あの方のシルエットが理想とされていますね。

 具体的には細いウエストに大きな肩とお尻の筋肉がしっかりついている体形。筋肉をつけるのは大変だけど、ウエストをしぼることで、細い私でも肩とお尻を強調できるのかなって思います。私は幼児体形というか、全体的にストンとしちゃっていて。

この記事に関連する写真を見るーーカレンさんはすばらしい体型に見えますが、なかなかおそろしい競技ですね。

 もとから骨盤の大きいカーダシアン姉妹とかビヨンセさんとかはウエストがくびれて見えるからうらやましい。

ーー現状で自信のある部位はありますか?

 そんなのありませんよ! 自慢の部位が肩とかお尻って言ってみたい(笑)。

ーーそもそも、フィットネスを始めたきっかけは?

 最初はYouTube(『道端カレンのフィットネスチャンネル』)の企画で始めたんです。2020年のコロナ禍でトライアスロンの大会がなくなっていて、何か新しいスポーツにチャレンジしたいな、と。

 マラソンやトライアスロンといったエンデュランス(持久的)スポーツをやってる人は競技中、脂肪と同時に筋肉も燃やすので、筋肉がどうしてもつきづらいんです。だからよりハードルが高いボディビルディングという分野でコンテストに出てみようと考えたんです。

この記事に関連する写真を見るこの記事に関連する写真を見るーーストイックですね。

 それで、2021年6月に投稿した安井さんとの対談動画で、フィットモデルという女性の美を競う新しいカテゴリーを勧められました。

ーーその後、1カ月ほどで「兵庫県フィットモデルオープン大会」163センチ超級2位、同40歳以上の部で4位などの結果を残しました。そしてすぐにビキニフィットネスにカテゴリー転向しています。

 ワンピースでの水着審査があるフィットモデルと違って、ビキニフィットネスはその名のとおりビキニ水着での審査。お腹が出る衣装のほうが私の体に合っていると思ったんです。

 それにフィジークやボディフィットネスほどではないですが、ビキニはフィットモデルよりも筋肉量が必要なので、その点でも新しい挑戦になるのではないかなって。

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