人気プロレスラー、トリプルHが重傷。原因はドライアイス?

  • 三尾圭●協力 text Mio Kiyoshi

アメスポ事件簿68

 WWEの前身であるWWF時代はヒールとして活躍し、現在、ベビーフェイス役のトップレスラーとして人気を博しているトリプルH(43歳)が、入場シーンで思わぬケガを負った。

 WWE王座に8度輝くなど実力派レスラーとして名を馳せ、「リック・フレアーの後継者」と呼ぶ声も多いトリプルHは、ニュージャージー州で行なわれた『レッスルマニア29』に出場。元UFCヘビー級王者のブロック・レスナー(35歳)と対戦した。この試合に負けると、トリプルHは引退するという契約。絶対に負けられない試合に臨むべく、トリプルHは入場の際にドライアイスを使用して会場を大いに沸かせた。

 しかし、ドライアイスの量が多かったため、リングに上がったトリプルHの腕と腹部は、水泡ができるほどの低温火傷を負うハメに......。そんな状況にもかかわらず、トリプルHはその影響を感じさせぬファイトを演じてレスナーを粉砕した。その後、病院で検査した結果、火傷の深さは「第2度」レベルで、予想以上の重傷だった。

関連記事

キーワード

このページのトップに戻る