レブロンの「マイ・ガイ」八村塁は、来季以降もレイカーズでプレーするのか 現地記者3人が今オフの行方を占った (3ページ目)

  • 杉浦大介●文 text by Sugiura Daisuke
  • photo by Getty Images

Q3、八村の新契約はどんな内容になると思うか

マクメナミン:答えを避けようとしているのではなく、本当にわからない。現状では、今オフのマーケットがどのようになるかがわからない。レイカーズは塁と再契約するという点に関しては自信があるが、年数、金額はわかりかねる。

 塁はプレーオフでスタメン復帰を果たしたくらいだから、チームは先発レベルの選手だと見ているということ。今のNBAではスターターの年俸は平均1000~12000万ドル(約14億~16億8000万円)くらいだから、そのあたりが基準になるのだろう。

スピアーズ:それを予想するのは難しい。FA選手に関しては、ひとりでも気に入ってくれる人物(オーナー、エグゼクティブ)がいたら、その選手はとてつもない大金を手にすることになる。今オフは層の厚いマーケットではないので、塁にも巨額を提示する人物が現れるかもしれない。少なくとも年俸にして1000万ドル以上の値段はつくだろう。

 ただ、レイカーズよりも彼を気に入るチームが出てきたら、争奪戦になるかもしれない。残留するなら、キャリアの現時点ではまず短い年数の契約を結び、そこで活躍し、数年後に再びFAになった上でより大きな契約を目指すという方法もいいのかもしれない。

ヘルナンデス:契約年数は2、3年で、4年はないだろう。個人的にはあと2年、レブロンと一緒にプレーし、その後に個人的な勝負に出るのが八村のためになると考えている。年俸は1000~1200万ドルくらいじゃないかな。

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