混戦のエリザベス女王杯で美女馬券師が絞り込んだ5頭 因縁の対決にも注目 (2ページ目)

  • text by Morinaga Maaya

 そんな2頭の対決も楽しみなのですが、今年のエリザベス女王杯は役者がそろい、かなりの混戦模様に感じます。さて、私の本命ですが......ブレイディヴェーグです!

 デビューから4戦して全連対。重賞初挑戦となった前走のGIIローズS(9月17日/阪神・芝1800m)ではスタートで少し遅れるも、レコード決着のなか、上がり最速の脚を繰り出して2着と大健闘!

 ローズSを勝ったマスクトディーヴァは、その後のGI秋華賞(10月15日/京都・芝2000m)で2着。最後は、絶対王者リバティアイランドにあと少しで届きそうな勢いで伸びてきました。

 それを考えると、ブレイディヴェーグの評価も高まります。スタートがカギだと思うので、そこさえクリアしたら、勝利もあると思います。

 対抗はライラック。こちらは、オルフェーヴルの血をひく牝馬です。昨年のエリザベス女王杯では道悪のなか、勝ち馬のジェラルディーナに迫り、12番人気の低評価を覆して2着同着と奮闘しました。

 秋初戦となった前走のGII府中牝馬S(10月14日/東京・芝1800m)では、プラス18kgという自身最高体重の448kgで出走し、勝ったディヴィーナにコンマ1秒差の3着。まだ4歳ですし、ひと回り大きくなった馬体は、成長の証のように感じます。

 京都で行なわれた近年のエリザベス女王杯を振り返ってみると、中団で運んだ馬が馬券に絡んでいる印象が強いです。中団から伸びてきた前走のレースぶりからして、同馬への期待がますます膨らみます。

 ▲は連覇を狙うジェラルディーナ。昨年のエリザベス女王杯は阪神競馬場での開催でしたが、3年前の覇者ラッキーライラックも、前年の京都から阪神へと開催場所が替わっても連覇を遂げました。エリザベス女王杯は、舞台が替わっても"リピーター"がくるレースです。

 昨年のこの舞台から勝ち星はないものの、戦ってきた相手を考えたら、牝馬同士では力は一枚上に感じます。

 ☆にはサリエラを。新潟滞在で挑んだ前走のGIII新潟記念(9月3日/新潟・芝2000m)では7着と大きく負けてしまいましたが、今年の場合、酷暑も影響していたのかと思います。それまでは安定した成績で走れていましたし、改めて見直したい存在です。

【推奨馬券】
◆馬連BOX(6通り)=(1)(7)(11)(13)
◆ワイドBOX(6通り)=(1)(7)(11)(13)
◆馬単・裏表(2通り)=(6)⇔(7)

プロフィール

  • 守永真彩

    守永真彩 (もりなが・まあや)

    『日曜レース展望KEIBAコンシェルジュ』(グリーンチャンネル・土曜日19時30分~)にアシスタント秘書としてレギュラー出演中。『アプリ デイリー馬三郎』では予想コラムを連載。「楽天競馬」のイメージキャラクター。母親は女優の白石まるみさん

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