本田圭佑の重要性を再認識したミラン。数字が証明するプレーの向上 (3ページ目)
「本田はいつも、その時自分が出せる100%の力でプレーする。敵を追い、汗を流し、決して止まることはない。しかし残念ながら、これは全ての選手にあてはまることではない」
昨シーズンに比べると、数字からも本田のプレーが向上していることが分かる。失ったボールの数は316から274に減り、逆にチャンスを作った数は24回から32回にアップ、クロスは39回から51回、アシストも2から3に増えている。
土曜日のユベントス戦は今のチームが、ロッソネロのユニホームを着てプレーするに値するチームであることを証明する最後のチャンスである。このユニホームはかつてチェーザレ・マルディーニ(パオロ・マルディーニの父で、ミランの往年の名選手。4月2日に84歳で死去)が347回袖を通し、4つのスクデットを勝ち取った栄光のユニホームだ。そのレジェンドが天国で嘆くような、そんなミランだけは決して見せてはいけない。
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