「我を通し」本職ボランチに戻った長谷部誠。日本代表での手応えは? (3ページ目)
「このチームは若い選手と経験ある選手がいて、中堅があんまりいないという感じなので、やはり経験という部分でチームに還元していかなきゃいけない」
ベテラン寄りの中堅として、一役買うという覚悟ができている。
ボランチにこだわるのは、それが彼自身の好きなポジションであるということだけが理由ではない。日本代表での活躍を期していることは明白だ。これまで別のポジションでプレイすることで失っていた感覚を少しずつ取り戻し、来年のW杯に備えようというのである。未だその手応えを長谷部が口にすることはないが、今回のセルビア戦、ベラルーシ戦で、何か片鱗を見せてくれれば、と思う。
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