福田正博が考える、五輪代表OA枠の適任者はズバリ「あの選手」
8月に開幕するリオデジャネイロ五輪のサッカーの予選グループの組み合わせが決まり、日本代表は8月4日から中2日の間隔で、ナイジェリア、コロンビア、スウェーデンと対戦する。グループ内の勝ち点で上位2カ国に入れば準々決勝に進める。
五輪代表がオリンピックに出場するたびに話題になるのが、オーバーエイジ(OA)枠をどうするのか、ということだ。これについては、今回もさまざまなメディアで頻繁に取り上げられている。
U-23アジア選手権ではチーム一丸となって優勝した五輪代表 23歳以上の選手を招集できる3枠を使うべきか否か。起用するなら誰を呼ぶべきなのか。それらについて触れる前に、まずオリンピックのサッカー競技の位置づけをあらためて説明しておきたい。
4年に1度の五輪という舞台は、多くの競技の世界最高峰を決める大会で、世界中のアスリートが五輪でのメダルを目指して日々精進している。しかし、これはサッカーには当てはまらない。なぜなら、サッカーにおいて世界一を決める大会はワールドカップ(W杯)だからだ。
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