阪神・大竹耕太郎「何をされたらバッターは嫌なのかがわかってきた」五十嵐亮太に明かしたセ・リーグ移籍で覚醒した理由 (5ページ目)

  • スポルティーバ●構成 text by Sportiva

五十嵐 具体的な数字はありますか。

大竹 自分のイメージでは、去年よりも1試合あたり1イニング増やしたい。そうなると20イニングくらい増えるので、トータルで150イニングに達します。そこを目指したいと思っています。

五十嵐 とにかくケガだけはしないように、今年も楽しみにしています。

大竹 ありがとうございます。


大竹耕太郎(おおたけ・こうたろう)/1995年6月29日、熊本県生まれ。済々黌高から早稲田大に進み、17年育成ドラフト4位でソフトバンクに入団。1年目の18年にウエスタン・リーグで8勝を挙げ、7月29日に支配下登録。その年の日本シリーズでも登板を果たした。19年は開幕ローテーション入りを果たし、5勝をマーク。20年からは登板数を減らし、21年、22年は勝ち星なしに終わる。22年オフに現役ドラフトにより阪神に移籍。23年はチームトップの12勝を挙げ、18年ぶりのリーグ制覇、38年ぶりの日本一に貢献した。

五十嵐亮太(いがらし・りょうた)/1979年5月28日、北海道生まれ。千葉・敬愛学園から97年ドラフト2位でヤクルトに入団。プロ2年目の99年にリリーフとして頭角を現し、一軍に定着。04年はクローザーとして37セーブを挙げ、最優秀救援投手賞のタイトルを獲得。09年オフにメジャー挑戦を表明し、メッツと契約。12年はブルージェイズ、ヤンキースでプレーし、13年にソフトバンクと契約し日本球界復帰。18年オフに戦力外となるも、ヤクルトと契約。19年は45試合に登板したが、20年10月に現役引退を表明。現在は解説者として活躍している。

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