「天才が努力すれば結果はついてくる」。ヤクルト・川端慎吾は首位打者から「代打の神様」になった (5ページ目)

  • 島村誠也●文 text by Shimamura Seiya
  • photo by Sankei Visual

 川端は今シーズンでの打席について、幾度となくこんな言葉を口にしていた。

「昨年、一昨年と本当に苦しく、悔しい思いをしました。そのことは絶対に忘れないでおこう、こんな思いは二度としたくない......そういう気持ちを持って打席に入りました」

 大きな困難を乗り越えた人間は強い。2022年、プロ17年目を迎える川端はどんな進化を見せてくれるのだろうか。

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