雪平莉左がゴルフレッスンでスライスを直す。「クラブフェースの向きを意識するだけで変わった！」 (2ページ目)

【左手でボールを投げるレッスン】

関コーチ　もう一つ。今度は左手でボールを持っていただいて、右手を後ろに回しちゃってください。そして、ゴルフのスイングみたいに左手を動かしてボールを投げて、投げ終わったら止まってみてください。

雪平　はい。（投げます。ボールは右斜め前に行きました）

関コーチ　ボールが右に行ってしまう、スライスするという人が左手でボールを投げると、必ずこうなります。

雪平　ふーん。何でですか？

関コーチ　今、投げ終わったあとの左手は、手のひらが下を向いている状態ですよね。この状態でクラブを持ってみると（クラブを持ちます）フェース面は上を向いています。

　でもこれ、本当はフェース面が左を向いていないといけないんです。フェース面が上を向いた状態からインパクトのところまでクラブを戻してみると......。ほら。こんなに右を向いてしまっているんですね。

雪平　ほんとだ！

関コーチ　インパクトでフェース面を真っすぐにするには、打ったあとのフェース面が左を向くように手を使いたいんです。つまり、左の手のひらは上を向くようにしないといけないんですね。

雪平　ああ。開く感じなんですかね。

関コーチ　そうですね。ひっくり返す感じですね。

　こうして先ほどのグリップの握り方と、左腕の使い方で、フェース面が右に向くのを防いで、ボールが真っすぐに飛ぶようにするというレッスンでした。

　では、実際に打ってみましょう。

雪平　（ドライバーショットを打ちました）　

関コーチ　はい。いい感じですね。これでストレートからややドローボールになっています。

雪平　フェースの向きを意識しながら打ったんですけど、コーチに教わった左手の角度。最初私は打ったあとに左手のひらが下を向いていたんですけど、これが上を向くようにする。それだけで大分変わりました。

　スライスを直すには、まずフェースの向きを意識して、グリップを正しくするということがよくわかりました。

関コーチ　「頭が動いているんじゃないか」とか「肩が回っていないんじゃないか」とか、結構みなさんスイングのフォームに気を取られがちなんですが、やはりフェースの向きがボールの飛ぶ方向には大切になってくるということなんですね。

　次はしゃくり上げ病による、ダフリ・トップ。これを直していきたいと思います。

雪平　はい。よろしくお願いします。

雪平莉左　
ゆきひら・りさ／1994年６月17日生まれ。愛知県出身。趣味：競馬、ゴルフ、映画鑑賞。特技：ダイビング、乗馬、いちごの大食い。
１st写真集『とろける。』が好評発売中。
Twitter：@risa_yukihira
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関浩太郎　
せき・こうたろう／1974年生まれ。カリフォルニアで最新スウィング、クラブ、トレーニング、メンタル理論を学びミニツアーを転戦。帰国後はクラブ職人に弟子入りしフィッティング理論、クラフト技術を習得。これまでのレッスン生は10.000人以上、リシャフト本数10.000本以上、クラブ＆シャフト試打年間400本以上。SEKI GOLF CLUB目黒主宰。年間のベストスコアの達成者数は15年連続で100人以上。

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