宮城大弥の妹・弥生は「寝る前に兄の動画を見るのが日課」 兄以外にもオリックスの推しがいた (3ページ目)

  • 長谷川晶一●文 text by Hasegawa Shoichi
  • 田中亘●撮影 photo by Tanaka Wataru

── 研究熱心である様子は、妹さんの目から見ても伝わってきますか?

宮城 自分の悩み事など、一切口にしない人なので、具体的にどんなことを考えているのかはわからないけど、LINEのやりとりやテレビ画面を通じて伝わってくるものはありますね。登板前日に「明日、頑張ってね」ってLINEすると、「ありがとう」とか「頑張るよ」って返信があるんですけど、基本的にそこに「!!」がついていたら、「テンションが高いのかな?」って思うし、単に「ありがとう」の5文字だけだったら、「緊張しているのかな?」って判断しています。

── LINEの返信内容で、その日のテンションやコンディションを推測するのは、まさに妹ならではですね(笑)。

宮城 お兄ちゃんは、絵文字はあんまり使わないんですけど、「ウザイ猫」っていうスタンプが好きみたいで、本当にウザいくらいに愛用しているんです(笑)。この絵文字を使っているときはすごくテンションが高いんだと思います。

【また坊主にしてほしい】

── 登板後は、どんな返信が戻ってくるんですか?

宮城 私が「お疲れさま」とか「おめでとう」とか送ると、「お疲れ」「ありがとう」「おやすみ」の三択ですね(笑)。基本は淡々とした返信です。でも、負けた時には返信が遅くなって、次の日にLINEがくるんですけど、その時はきっと、前夜にたくさん反省をしているんだと思います。

── 一時期、かなりロン毛にしたこともあったし、一転して丸坊主にしたこともありました。お兄さんの極端すぎるヘアスタイルについて、妹としてはどう見ていますか?

宮城 私としては絶対に坊主がいいです。お兄ちゃんには「また坊主にしてほしい」って頼んでいるんですけど、「オレ、もう20代になったんだからカッコつけたいんだよ(笑)」って言っていました。最近では髪を染めたり、パーマを当てたり、センター分けしたりしているけど、私としては初心を忘れずにたまには坊主にしてほしいです。

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