モー娘。牧野真莉愛の野球の楽しみ方。大谷翔平から大好きなブルペン捕手まで熱く語った (6ページ目)

  • 佐藤主祥●取材・文 text by Sato Kazuyoshi
  • 山本雷太●撮影 photo by Yamamoto Raita

ーー始球式で5つの球場(東京ドーム、ZOZOマリンスタジアム、札幌ドーム、横浜スタジアム、神宮球場)を経験されて、マウンドそれぞれの違いを感じましたか?

「全然違いましたね。マウンドの土の硬さや傾斜だったり、そこから見える景色も球場によって別物で。室内か屋外かっていうだけでも感覚が違いますし、特に札幌ドームは奥行きが広いから余計、捕手までの距離が遠く感じるんですよ。投手は本当に大変だなって思いました」

ーーでは最後に、牧野さんにとって野球とは?

「日常です。物心ついた時から、当たり前のように日常に野球があって。気づいたら、ファイターズの試合日程を調べて『次はいつ観に行けるかな』って考えている私がいるんですよね。それはずっと変わりません。もちろんモーニング娘。の活動が優先順位としては一番なんですけど、仕事を終えて間に合うんだったら球場へ駆けつけたいし、応援できる時は飛んでいきます。仕事の合間も、朝はメジャー、昼はファーム、夜はプロ野球をチェックしちゃいますし、試合が重なったら3画面で観ることもあります。『やばい、こっちも始まった』みたいな(笑)。これからもずっと野球と一緒に生きていくと思うので、大好きなファイターズ、そしてプロ野球をずっと応援し続けていきたいです!」

【profile】 
牧野真莉愛 まきの・まりあ 
2001年2月2日、愛知県生まれ。2012年からハロプロ研修生として約2年間経験を積んだ後、「モーニング娘。」12期メンバーとして、2014年に加入。愛称は"まりあ"。抜群のスタイルを活かし、"ビジュアルクイーン"としてグループを牽引している。また、プロ野球・北海道日本ハムファイターズの大ファンとしても知られ、2015年4月の日本ハム対西武戦を皮切りに、21年6月のヤクルト対楽天戦で計5度の始球式を務めている。2020年4月ZOZOマリンスタジアムで行なわれたロッテ対日本ハム戦では、大田泰示外野手が放ったホームランボールをキャッチし話題となった。

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