バレー全日本男子・西田有志の似顔絵の描き方。スパイクのシーンをカッコよく!

  • FCさえき●イラスト illustration by FC Saeki

誰でも描ける!? レッツ似顔絵GO!!
第7回:西田有志選手

アスリートの似顔絵を描いてみるコーナー『誰でも描ける!? レッツ似顔絵GO!!』。今回は、現在バレーボール界で大活躍している、西田有志選手の似顔絵の描き方を紹介します。プロのイラストレーターが、誰でも挑戦できるように似顔絵のポイントを動画にまとめています。ぜひ描いてみてください。

↓【動画】西田有志選手 似顔絵の描き方

 バレーボール日本代表でオポジットを務めるエース、西田有志選手を描いていきたいと思います!

 まずは体も含めた全体の下描きをしていきます。西田選手の特徴であるスパイクをしているポーズで描いていきます。

 今回はお絵描きなので、本来の西田選手より左腕部分を大きく誇張して描くことで、迫力やスパイクの力強さをわかりやすく出します。ポーズを決める時には、選手の情報や写真をたくさん見るようにしましょう。

 顔を描く時に大事なのは、『髪型』『輪郭の形』『顔のパーツの形』『パーツの大きさ』『パーツの位置』の5つです。...まあ全部ですね(笑)。西田選手は骨格がしっかりしていて、パーツの形や位置が大型の猫科の動物っぽく感じたので、その要素を取り込みつつ描いていきます。

 眉毛は水平気味にキリッとした形に、目は猫目で眉から近くに。下まつ毛をちょんちょんと足してぱっちり感を出します。への字の形にした口元を鼻より前あたりに配置し、スパイクの瞬間にギュッとつぐむ感じを出しました。

 下描きの次は清書に入ります。基本的には下描きどおりになぞりますが、こうしたほうがもっと良くなるかと思えば、線を変えていきます。

 線を描き終えたら色を塗っていきます。とりあえず適当に色を決めてやっていきます。デジタルはアナログと違い、あとから色の調節が可能なのが便利です。今回は光を表現するように、あえて白を残すように塗ります。光が当たっている方向を意識して影も塗っていきます。

 西田選手が何をしているのかわかりやすくするため、ボールを描きます。塗り方はさっきと同様に白を残していきます。全部描いてからボールをボカしてより迫力を出します。ユニフォームの色や細かい部分を調整し、最後に背景の白に影を描いてリアル感を出して完成です。

 いかがでしたでしょうか? 今回は少し難しいかもしれませんが、もしこの動画をご覧になったことで、西田選手やお絵描きに興味を持っていただけましたらうれしいです。ご覧いただきありがとうございました!

(池田タツ●構成 市川陽介●動画制作)

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