【続・東京マラソンへの道】中島彩「意外なグッズが夜ランに超便利!」

  • 中島彩●文・写真 text & photo by Nakajima Aya

100キロマラソンのために買ったグッズが、予想外の大当たりでした!100キロマラソンのために買ったグッズが、予想外の大当たりでした!市民ランナー・中島彩の「続・東京マラソンへの道」

 みなさん、こんにちは! 『走るフリーアナウンサー』の中島彩です。6月1日、ついに「東京・柴又100K」の100キロマラソンを走る日がやってきました! 前回は100キロマラソン完走に向けた練習についてお話しましたが(「100キロマラソンへの道?」参照)、今回はその練習で新たに学んだことを紹介したいと思います。テーマは、『RUN×100キロマラソンの準備』。試行錯誤しながら、自分なりの準備ができたと思います!

(1)登山用の「ヘッドライト」は意外と便利?

 まずは100キロを走るうえで、何を持参すればいいのかを考えました。しかし、100キロといっても、準備するものはフルマラソンとほぼ一緒(「大会直前。絶対に忘れちゃいけないこと」参照)。ただ、ひとつだけ、フルマラソンで使うことのないものを用意しなければなりませんでした......。特別に準備した唯一のグッズ、それはずばり「ヘッドライト」なんです!

 100キロマラソンのスタートは、朝8時。スタート時間はフルマラソンとほとんど変わりません。しかし、制限時間を目一杯使って完走した場合、ゴールする時間は夜22時ごろ。そうなんです、100キロマラソンは長時間かけないと完走できないので、ゴールするころには周囲が真っ暗になっているのです! そのことに気づくと、「せっかくのフィニッシュ時に、気づいてもらえないかも!?」と、タレントとして一大事だと感じた私(笑)。その結果、私はヘッドライトを頭に付けて走ることにしました! そして、登山用品ショップでヘッドライトを購入した私は、さっそく頭に装着して走ってみることに......。すると、驚きの事実が! 実はヘッドライト、すごく便利なんです!

 というのも、夜の練習時に使ってみたのですが、すごく重宝しました。今まで夜のランニングは、足もとは少し暗いものの、街灯があるので真っ暗というわけでなく、ライトなど必要ないと思っていました。しかし、ヘッドライトを装着したことで、安心して足を踏み出せるようになり、いつも以上に安定したペースで走れることに気づいたのです! 足もとがしっかり照らされることで、これほど安心感があるなんて......。また、正面から走ってくるクルマや自転車が私の存在に気付き、速度を落としてくれるようになったので、さらに安全です! 一度、ヘッドライトを装着した夜ランを経験すると、ヘッドライトのない夜ランは不便に感じてしまうほど(笑)。しかも登山用のヘッドライトは、ぜんぜん重たくありません! 100キロマラソンのために準備したのですが、これほど強く、「もっと早く買っておけばよかった!」と思ったものはありません。夜のヘッドライト、すごく便利ですよ!

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