愛川ゆず季は「グラビア時代に売りだったバスト」を意地でも残すため「女性らしく筋肉をつけていく」トレーニングで身体を絞った (3ページ目)

  • 石塚 隆●取材・文 text by Ishizuka Takashi
  • 是枝右恭●撮影 photo by Koreeda Ukyo, 本人提供

ベストボディ・ジャパンでの優勝カットベストボディ・ジャパンでの優勝カットこの記事に関連する写真を見る── しなやかでスポーティーな筋肉。自信のある好きなパーツはどこですか?

「フェチではないんですけど、ストロングポイントはやっぱり広背筋かなと」

── たしかに背中、カッコいいですねえ。

「プロレス時代はタイガースープレックスとかやっていましたし、当時から背中は強かったんですよ」

── ふくらはぎの筋肉にも目が行きました。

「ああ、そのあたりはたぶん『ゆずポンキック』の影響でしょうね(笑)」

── 本当に過去の経験が、現在につながっているという感じですね。思うのは、愛川さんのこの姿を見て自分もやってみたいなって思う女性も多いんじゃないかなと。

「ぜひ、やってもらいたいですね。トレーニングやエステは、自分を見つめなおす時間になるし、そういう時間を少しでも持てるようになれば、自分のことを好きになって、自己肯定感も高まると思うんです。育児ノイローゼ気味だった私が、本当に前向きに元気になれましたから」

── まず何から手をつけたらいいか、わからない人もいると思うのですが。

「まずは『あさんぽ(朝の散歩)』ですね。筋トレって最初はハードルが高いと思うので、まずは早起きをして、散歩をして、日光を浴びて、ストレスに対して効力のある脳内物質セロトニンを増やして幸せな気持ちになる。

 そうしたら、ちょっと体重が減っただけでモチベーションがアップするので『じゃあ次は筋トレしてみよう』『エステに行ってみよう』って気持ちになると思います」

──「あさんぽ」からだったらアプローチしやすいですね。

「筋トレをして、いいことしかなかったので、本当にオススメしたいです。あとは『BBJ』のような大会を目指すのもいいと思います。明確な目標ができたほうが頑張れるし、その時の自分を残すことができますから」

── 愛川さんはグランプリを獲得したことで『BJJ』の日本代表としてイベントに参加するなどPR活動もしていくそうですが、それも含めて今後どのような発信をしていきたいですか。

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