東城りおは小5で麻雀を覚えて20歳でプロ。Mリーガーになるために「決意の離婚」も経験した (3ページ目)

  • 津金壱郎●取材・文 text by Tsugane Ichiro
  • 佐野美樹●撮影 photo by Sano Miki

---- その答えはどうやって見つけたのですか?

「私のMリーグデビュー戦で同卓の(佐々木)寿人さんの打ち筋を見た時ですね。いつもどおりでいいんだって、気がラクになりましたね」

 東城選手のMリーグデビューは2021年10月11日の第1試合。KONAMI麻雀格闘倶楽部の佐々木寿人選手(日本プロ麻雀連盟)、渋谷ABEMASの松本吉弘選手(日本プロ麻雀協会)、TEAM雷電の本田朋広選手(日本プロ麻雀連盟)と対戦した。

 昨季レギュラーシーズンMVPの佐々木選手が「魔王」の異名に違わぬ強さを存分に見せつけ、南入前に6万点超の点棒を稼ぐ勢いでトップを獲得。東城選手は最終局でハネ満ツモか、佐々木選手から満貫直撃で逆転トップとなるところまで迫ったものの、2着で対局を終えた。

---- この対局ではリーチを5回かけて、攻める姿勢を見せました。

「魔王が魔王していて勝てなかったんですけどね(笑)。ただ、寿人さんとはMリーグ以外でも対局することが多いんですけど、Mリーグでも寿人さんは寿人さんだったのに安心して(笑)。寿人さんって明らかに"ラスボス"なんですけど、いつもの私はどうやってラスボスに立ち向かっていたかを思い出せたんですよ」

---- ラスボスへの立ち向かい方とは?

「寿人さんは強い攻撃一辺倒なので、その攻撃を押し返すには、それを上回る攻撃を仕掛けるしかないんですね。ただ、闇雲に押し返してもダメなので、タイミングが大事。寿人さんは隙がほとんどないので、手が落ち始めた瞬間をうまく捉えられるように狙っています。そこで優勢を奪い返す。そんなイメージで打っていますね」

---- 東城選手も攻撃型ですが、その攻撃力が炸裂したのがデビュー2戦目。Mリーグで初トップを獲りました。

「1戦目でいいところまで行けた勢いは止まってなくて。その瞬間で言うと、2戦目でのスコアは今シーズンの最高スコアだったので、対局直後は舞い上がってましたね(笑)」

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