「DDTをサウナにする」人気ユニット・サウナカミーナの4人が語る、サウナとプロレスの共通点 (5ページ目)

  • 尾崎ムギ子●文 text by Ozaki Mugiko

勝俣:やり続けることによって、DDTの大会を締められるまでになった。(同じDDT所属のレスラーである)HARASHIMAさんの「鍛えてるからだ!」と同じくらい、場を締められるワードにはなってきたかな。

上野:「サウナカミーナがDDTを熱いサウナにする」っていうのをずっと言い続けることで、僕たちが試合をすると「この人たちは会場中をすごい熱量にしたいんだ」っていうのも伝わるし、コンセプトは伝わってきてるかなと思います。

勝俣:自分たちも元はプロレスファンでしたが、プロレスを観て熱狂して、家に帰ってきた時の疲労感は、やっぱり整う感覚と似てると思うんですよ。

MAO:帰り道の余韻もそうだし。まさに外気浴だね。

勝俣:自分たちも好きだからこそわかる気持ちというか。そうなってくれたらいいなっていうのはありますね。

(中編:サウナカミーナの発起人がいきなり敵に 亀裂の決定打になった「松葉杖蹴飛ばし事件」>>)

【プロフィール】
●勝俣瞬馬(かつまた・しゅんま)/水風呂担当

1992年12月9日、千葉県柏市生まれ。The37KAMIINAの長男的存在。サウナ好きが高じて熱波師の資格を取得し、サウナシュラン2021に輝いた館山のサウナ「SeaSaunaShack」の総支配人を務めている。アウフグース、ととのえスプラッシュなどサウナにちなんだ技を多数使う。デスマッチファイターとしても名高い。167cm、75kg。X:@k_shunma_ddt

●MAO(まお)/炭酸風呂担当

1997年1月28日、宮城県大崎市生まれ。中学生時代にプロレスをする動画をYouTubeに投稿し、それがきっかけとなりDDTに入団した異色の経歴を持つ。自慢の跳躍力を生かしたファイトで、海外でも活躍中。社長である高木三四郎を度々車で轢くクレイジーな一面を持つ。DDT UNIVERSAL王者。180cm、85kg。X:@xinomaox

●上野勇希(うえの・ゆうき)/シャワー担当

1995年9月1日、大阪府八尾市生まれ。端正なルックスと鍛え上げられた肉体で、華麗な空中殺法を得意とする。2023年11月、KO-D無差別級王座を戴冠し、名実ともにDDTのエースとなった。竹下幸之介の高校の同級生で、竹下を応援するために会場で観戦したことをきっかけにプロレスラーを志した。KO-D無差別級王者。174cm、80kg。X:@dna_ueno

●小嶋斗偉(こじま・とうい)/薪担当

1999年12月8日、埼玉県さいたま市生まれ。デビューして1年目に自らThe37KAMIINAへの加入を直訴し、その熱意を認められて加入したThe37KAMIINAの末っ子的存在。普段はほのぼのした喋り方の癒し系な存在だが、試合になると鋭いチョップと負けん気の強さを見せるDDT若手の有望株。アジアタッグ王者。177cm、80kg。X:@toy_ddt_k

【The37KAMIINAプロデュース興行】
■大会名:『花より熱波3 〜ととのいをキミに〜』
■日時:2024年2月14日(水) 開場18:20 開始19:00
■会場:東京・新宿FACE

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