【バレー】久光製薬のリーグ3連覇を阻むダークホースは? (4ページ目)

  • 中西美雁●文 text by Nakanishi Mikari
  • 浦川一憲●写真 photo by Urakawa Kazunori

 昨シーズンの準優勝を経験して「全日本よりもまず、岡山を日本一にしたい」と発言していた宮下遥がトスを上げる岡山シーガルズはレギュラーラウンド3位。

 河本昭義監督は語る。

「ポイント制になったと言っても、結局はチームの核になる選手が、調子のよいところが勝っていくんですよ。そういう意味で(今の順位)はあまり気にしていません。うちは核になる宮下がまだ若いから、そこを周りがバックアップしていかないとね。そして、真正面からやってしまうのではなく、シンキングバレーをしていけたらと思います」

 ファイナル6初戦は女王久光との対決。昨季の決勝の組み合わせだった。セットカウント1-1とした後の第3セットも中盤までリードし続けていたが長岡の強打に逆転を許した。

「3セット目のサーブレシーブの乱れからこの結果になってしまいましたが、これで終わりじゃないので、来週以降の試合をしっかり勝ちきっていきたい」と宮下は話した。

 レギュラーラウンドは、最終日の最終戦までファイナル6の残り1枠を3チームが争った。最終戦1試合を残し、トヨタ車体クインシーズがポイント20、デンソーエアリービーズと日立リヴァーレが19。ただ単に勝てばよくて、負ければ終わりではなく、3-0、3-1が勝ち点3、フルセット勝ちが2、フルセット負けが1というポイントシステムならではの大激戦となった。3チームのすべての試合が終わるまでどこがファイナル6に勝ち残るのか分からない状態。

 日立は最終戦を東レと対戦し、正セッター佐藤美弥が試合中にケガをして退場するアクシデントがあったものの、渾身のバレーで東レを3-1で破った。勝ち点3をもぎ取って、前日の最下位から一気に優勝も狙えるファイナル6への最後の切符をもぎ取った。

4 / 5

厳選ピックアップ

キーワード

このページのトップに戻る