リーチ マイケルが語るセカンドキャリア「もし引退したら...」日本ラグビー協会の会長就任は「まだ先の話」 (5ページ目)

  • 斉藤健仁●取材・文 text by Saito Kenji
  • 佐野美樹●撮影 photo by Sano Miki

── あらためて、4度目のワールドカップに対しての意気込みをお願いします。

「日本ラグビーにとって『新しいバネ』になるような大会にしたい。子どもたちが見て『ラグビーをやりたい、日本代表になって勝ちたい』って思えるような大会にしたい。僕は『日本代表がいつかワールドカップで優勝する』と思っているから、(今大会も)優勝を目指して頑張りたい」

── 2035年には再び、日本でワールドカップが開催されるかもしれないですしね。

「そうだ! そこでオールブラックスに勝って優勝だ!」

<了>


【profile】
リーチ マイケル
1988年10月7日生まれ、ニュージーランド・クライストチャーチ出身。15歳で来日して北海道・札幌山の手高校に入学。東海大学を経て2011年に東芝ブレイブルーパス(現・東芝ブレイブルーパス東京)に加入する。日本代表歴は2008年11月のアメリカ戦で初キャップを獲得。2013年に帰化。2014年から2021年まで日本代表キャプテンを務め、ワールドカップは2011年・2015年・2019年と3度出場。ポジション=FLフランカー、No.8ナンバーエイト。身長189cm、体重113kg。

プロフィール

  • 斉藤健仁

    斉藤健仁 (さいとう・けんじ)

    スポーツライター。 1975年4月27日生まれ、千葉県柏市育ち。2000年からラグビーとサッカーを中心に取材・執筆。ラグビーW杯は2003年から5回連続取材中。主な著書に『ラグビー『観戦力』が高まる』『世界のサッカーエンブレム完全解読ブック』など多数。

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