【ラグビーW杯】決勝トーナメント開幕。因縁の対決を制するのは? (4ページ目)

  • 斉藤健仁●取材・文 text by Saito Kenji  photo by AFLO

 ブックメーカー「ウィリアムヒル」のオッズ(倍率)でもわかるとおり、準々決勝で一番の好勝負が期待されているのが、アイルランド代表対アルゼンチン代表戦だ。アイルランド代表は予選プール最終戦でLO(ロック)ポール・オコンネル主将がケガによりチームから離脱し、司令塔SOジョナサン・セクストンも負傷の身。準々決勝を前に、かなりのピンチを迎えている。彼らに代わる選手がどこまで奮起できるかが、勝敗を左右するだろう。

 対するアルゼンチン代表は、SOニコラス・サンチェス、CTB(センター)フアン・マルティン・エルナンデスの調子が非常に良く、準決勝進出に向けてチームの雰囲気も上々だ。2007年大会以来となるベスト4進出なるか、「南米大陸の雄」が満を持して挑む。

 そして最後のカードは、オーストラリア代表対スコットランド代表。「ワラビーズ」の相手がエディー・ジャパンだったら……と、つい思ってしまうのは仕方ないところか。

 予選プールAを2位突破したスコットランド代表が相手でも、W杯2度制覇のワラビーズ有利は崩れない。W杯直前に行なわれた「ザ・ラグビー・チャンピオンシップ(南半球4ヶ国対抗)」で優勝したオーストラリア代表は、その勢いのまま本番に突入。「死の組」と呼ばれた予選プールAにおいても、イングランド代表とウェールズ代表を倒し、全勝で準々決勝に進出してきた。

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