町田瑠唯と林咲希は日本代表として一緒にパリ五輪へ「焦りしかない」「アメリカとできるの、すごい楽しみ!」 (6ページ目)

  • 永塚和志●取材・文 text by Kaz Nagatsuka

 私はフィジカルやスキルを、パリ五輪までにしっかり上げていかなきゃいけないなと。それはOQTで感じました。あと、恩塚HCから「キャプテンをやってほしい」と言われているのですが、やるならこれまでのようにポジティブな部分をしっかりと出していきたいです。

 パリの本戦は、簡単に勝てる相手ではない。厳しいところも出していかなきゃいけないとも感じています。ただ、チームがひとつになっていく感覚は、これまでやってきたなかでも感じているので、五輪まで自分も上げていけるようにやっていきたいと思っています。

<了>

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【profile】
町田瑠唯(まちだ・るい)
1993年3月8日生まれ、北海道旭川市出身。ポジション=ポイントガード。札幌山の手高3年時に高校3冠を達成。卒業後の2011年に富士通レッドウェーブに加入し、初年度にWリーグのルーキー・オブ・ザ・イヤーを受賞する。2021年の東京五輪は正PGとしてチームを牽引して準優勝に貢献。2022年2月にワシントン・ミスティクスと契約し、日本人4人目のWNBAプレーヤーとなる。コートネーム=ルイ。身長162cm。

林咲希(はやし・さき)
1995年3月16日生まれ、福岡県糸島市出身。ポジション=シューティングガード。精華女子高時代から白鷗大に進学し、インカレ4年時に大会MVPと得点王を受賞。2017年にJXサンフラワーズ(現ENEOS)に加入し、3ポイントシュートを武器にWリーグ屈指の得点力を発揮する。2021年の東京五輪には全6試合に出場。同年秋のアジアカップよりキャプテンを務める。2023年、富士通レッドウェーブに移籍。コートネーム=キキ。身長173cm。

プロフィール

  • 永塚和志

    永塚和志 (ながつか・かずし)

    スポーツライター。前英字紙ジャパンタイムズスポーツ記者。Bリーグ、男女日本代表を主にカバーし、2006年世界選手権、2019W杯等国際大会、また米NCAAトーナメントも取材。他競技ではWBCやNFLスーパーボウル等の国際大会の取材経験もある。著書に「''近代フットボールの父'' チャック・ミルズが紡いだ糸」(ベースボール・マガジン社)があり、東京五輪で日本女子バスケ代表を銀メダルに導いたトム・ホーバスHC著「ウイニングメンタリティー コーチングとは信じること」、川崎ブレイブサンダース・篠山竜青選手 著「日々、努力。」(ともにベースボール・マガジン社)等の取材構成にも関わっている。

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