絶対王者ウォリアーズ危うし。アービング&カーメロ移籍で勢力図激変か (4ページ目)
これらの補強によりウルブズの来季スターターは、ティーグ、バトラー、アンドリュー・ウィギンス(SF)、ギブソン、カール=アンソニー・タウンズ(C)と予想される。2015年新人王のウィギンスと2016年新人王のタウンズはともに成長著しく、将来はチームのみならずリーグを背負う逸材。また、バトラーとギブソンはブルズ時代、トム・シボドー現ウルブズ・ヘッドコーチのもとでプレーしていたので、新チームにアジャストするのは容易だろう。
もちろん今オフ、昨季王者のゴールデンステート・ウォリアーズ(ウェスタン1位/67勝15敗)もライバルたちのレベルアップをただ眺めていたわけではない。
最優先事項だったステファン・カリー(PG)とケビン・デュラント(SF)の契約延長に成功しただけでなく、アンドレ・イグダーラ(SF)やショーン・リビングストン(PG)といった優勝時のコアメンバーの残留も成功。新戦力の補強にも余念がなく、昨季平均13.2得点・スリーポイントシュート成功率40.4%のニック・ヤング(SF)を獲得している。FA選手のヤングは他チームからもオファーを受けていたが、カリーやデュラント、ドレイモンド・グリーン(PF)から直接勧誘され、ウォリアーズを選んだと言われている。
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