角田裕毅、F1キャリアの大きな分岐点 入賞をフイにしたミスを認めることができるか (4ページ目)

  • 米家峰起●取材・文 text by Yoneya Mineoki

今季16勝目を飾ったフェルスタッペン(左から2番目)photo by BOOZY今季16勝目を飾ったフェルスタッペン(左から2番目)photo by BOOZYこの記事に関連する写真を見る その原因となったインシデントがいいか悪いかの問題ではなく、誰も望まない結果を生むようなドライビングはするべきではなかった。3年目のシーズンを終えてさらなるキャリアのステップアップを果たそうとしているドライバーなら、なおさらだ。

 オランダGPでも、シンガポールGPでも、今年の角田は自分のミスを認め、次に進むことができてきた。今回もそうであってほしい。

 ここからどう挽回し、どう立ち直るか──。それが角田のF1ドライバーとしての、キャリアの大きな分岐点になるはずだ。

プロフィール

  • 米家峰起

    米家峰起 (よねや・みねおき)

    F1解説者。 1981年1月31日生まれ、兵庫県出身。F1雑誌の編集者からフリーランスとなり2009年にF1全戦取材を開始、F1取材歴14年。各種媒体に執筆、フジテレビNEXTやYouTube『F1LIFE channel』での解説を務める。

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