元・幼稚園の先生はレースクイーンになっても人気者「ファンのみなさんは"大きな園児"だと思っています笑」 (3ページ目)

  • 石塚 隆●取材・文 text by Ishizuka Takashi
  • 矢沢隆則●撮影 photo by Yazawa Takanori, 本人提供

幼稚園の先生だった時の木村楓さん幼稚園の先生だった時の木村楓さんこの記事に関連する写真を見る── ファン投票あっての新人賞ですから、支えてくれる人たちに感謝ですね。

「本当ですね。新人賞の期間中は毎日ライブ配信をしていたので、そこで私のことを知ってくれた人が多かったみたいです。コツコツやってきてよかったなって思いました」

── 幼稚園の時も人気の先生だったと思いますが、あの熱がまた戻ってきたような?

「戻ってきましたね(笑)。私のファンネームは『かえぴょん幼稚園』というんですけど、ファンのみなさんを"大きな園児"だと思っています(笑)」

── ここだけは負けない、という武器はありますか?

「真面目に頑張れるところですね。目標に向かって、前だけを見て走り続けられること。ただ、真面目なところは認めてもらっているんですけど、逆にキャラクターみたいなのがないんですよね。キャラを見つけたいなって思っているんですけど」

── しかし、無理やりキャラ作りしても限界がきますからねえ。

「そうなんですよねえ(苦笑)。そこはちょっと今後の大きな課題です」

── でも、その真面目なキャラクターにファンの方々は惹かれていると思いますよ。

「それだとうれしいですね。レースクイーンになる前は『ファンの方々と仲良くなれるのかな』って心配していたんですけど、今では私を支えてくれる大事な存在です。

 新人賞を目指す時は当初、チームのためや事務所のために頑張ろうって思っていたんです。だけど、ファンの方々の応援や後押しを感じるようになって『絶対に結果を出そう』って思えたんです。みなさんの応援がなかったら途中でリタイアしていたでしょうし、本当に力が湧きました」

── 一念発起し、幼稚園の先生からレースクイーンへ。木村さんを見ていると、信念や行動力の大切さをとても感じます。

「自分でもそう思っています。新人賞という結果を出すことはできましたが、憧れている先輩たちのようになるために、もっと努力していきたいですね」

── 今後の目標は?

「レースクイーンにこだわって活動していきたいので、トップのレースクイーンになることですね」

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