日向坂46富田鈴花はスーパーフォーミュラの魅力にどハマり中!「サーキットへ行くのが月に一回のご褒美」 (3ページ目)

  • 吉田知弘●取材・文 text by Yoshita Tomohiro
  • 佐野美樹●撮影 photo by Sano Miki

この記事に関連する写真を見る 実際に行ってみると高低差がすごくて......あんなに高低差のあるサーキットは初めてでした。メインストレートも、テレビで見ていると『上がったあとはすごい下り坂になっているのかな』と思っていたんですけど、現地で見ると平坦なんです。不思議な錯覚だなと思いました。

 宮城では、坪井翔選手(P.MU/CERUMO・INGING)が番組内でおすすめしてくださった牛タン専門店『司』に行きました。宮田莉朋選手(VANTELIN TEAM TOM'S)おすすめのレストラン『HACHI』も仙台駅にあってテイクアウトしました。どちらもめっちゃ美味しかったです!」

── 今ではサーキットが「富田さんの居場所のひとつ」みたいになっているようですね。

「やはり、番組用の衣装でレーシングスーツを着ていることが一番大きいかもしれません。昨年は(日向坂46の)制服でサーキットに行っていたので、周囲から浮いていないかと心配になった時もありましたけど、私用のレーシングスーツを作っていただいたので、今年はそれで毎回リポートしています。

 あと、レース関係者の方々に少しずつ私のことを知っていただけるようになったのも大きいです。おかげさまで、サーキットの現場でお話させていただける機会も増えました」

── 今年はレース中継で現地リポーターにも挑戦していますね。

「そうなんです! 現地ではドライバーの方にインタビューさせていただく機会が多いんですけど、スケジュールが当日に変わるんです。これもサーキットのリアルな雰囲気なので、『これだけバタバタしているんだぞ!』というのが伝わればと思っています(苦笑)。

 本当にそれだけ、みなさんは分刻み・秒刻みで準備をしてレースに臨んでいます。サーキットの1日をファンに楽しんでもらうために動いてくださっているのだと、いつもインタビューをしながら感じています」

── 生中継でのレポートなので、状況によってコメントする内容も刻々と変化しますよね?

「レースは何が起こるかわからないので、予想して事前に組み立ておいたものとはまったく違うことが起こったりします。それが難しいのですが、その反面、成長にもつながるなとも思っています。

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