白熱の桜花賞はどの馬にもチャンスあり!? 過去の激走馬とよく似ている穴馬はこの3頭! (2ページ目)

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 2015年に7番人気で2着に入ったクルミナル、同8番人気で3着となったコンテッサトゥーレ、2020年に9番人気で3着入線を果たしたスマイルカナらがいい例だ。

 クルミナルは2戦目でオープン特別のエルフィンS(京都・芝1600m)を、コンテッサトゥーレも2戦目でオープン特別の紅梅S(京都・芝1400m)を勝っていながら、チューリップ賞でそれぞれ11着、6着に敗れて、桜花賞では人気を落とした。また、スマイルカナも4戦目でフェアリーSを制していたが、チューリップ賞で7着と惨敗。本番では人気が急落した。

 しかし、3頭とも桜花賞で見事に巻き返し、低評価を覆して馬券に絡む奮闘を見せた。

桜花賞での大駆けが期待されるワイドラトゥール photo by Sankei Visual桜花賞での大駆けが期待されるワイドラトゥール photo by Sankei Visualこの記事に関連する写真を見る 今回、このパターンにハマりそうな馬が1頭いる。ワイドラトゥールである。同馬は3戦目の紅梅S(1月13日)を快勝したものの、続く前走のチューリップ賞(3月2日)で13着と完敗。今回は無印に近い存在になりそうだが、過去の例からして一発あってもおかしくない。

 注目の桜花賞。「大混戦」と言われている今年の3歳牝馬戦線であれば、ここに挙げた面々が大駆けを決める可能性は十分にある。

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